プロジェクト一覧
会話トレーニングキットの最初の画面はプロジェクト一覧です。ご自身とチームメンバーが作成したプロジェクトがすべて表示されます。プロジェクトカードには、プロジェクトの種類や言語などの情報が表示されます。まだプロジェクトがない場合は、まず新しいプロジェクトを作成してください。
新しいプロジェクトの作成
- 画面上部の「GenAI 対話」から新規作成をクリックし、プロジェクト名を入力してプロジェクトの言語を設定します。
- プロジェクト名をクリックすると、そのプロジェクトの内容を編集できます。
プロジェクト設定
- プロジェクトの言語
トレーニングに使う文書の言語に合わせて設定すると、AI ナレッジベースのトレーニング効果が最も高くなります。作成後に言語を変更する場合は、ナレッジベースの再トレーニングが必要です。 - 新しいデバイスに同期
デバイス一覧を開き、ロボットにチェックを入れると、そのロボットがこのプロジェクトの AI 頭脳の設定と同期を始めます。 - 同期中のデバイス
この AI 対話プロジェクトと同期しているロボットが一覧に表示されます。これらのロボットの頭脳はクラウド上で最新のトレーニング結果に自動で同期されるため、ファイル配信のように毎回ロボットを選び直す必要はありません。 - 同期を停止
あるロボットをこのプロジェクトと同期させる必要がなくなったときは、そのロボットにチェックを入れ、画面右下の「同期を停止」をクリックします。 - 詳細設定
サービスの現場でのロボットの応答のしかたを設定します(次の項目で説明します)。
詳細設定
ナレッジベースの応答モード
※プロジェクトの新規作成時は、同じ応答を 7 日間保存する設定が初期値になっています。
- 応答を保存する:質問と応答の履歴を保存し、似た質問を再度受けたときは保存済みの回答をキャッシュから返して、応答を速くします。キャッシュ期間は 1〜7 日で設定でき、7 日が上限です。
- 毎回新しく生成する:どの質問に対しても、毎回新しい回答を生成します。
ヒットしなかったときのカスタム応答
有効にすると、ロボットがナレッジベースの文書から情報を取得できなかった場合に、あらかじめ設定した文字列で応答します。
個性設定
チーム内の複数台のロボットのサービススタイルと個性を一度に設定できる機能です。OpenAI の GPTs の指示(Prompt)設定に似ており、利用シーンに合わせて自社専用の AI アシスタントをつくれます。
個性のバージョン
最適な Prompt を検証する過程では、指示を少しずつ変えたり、バージョンごとの特徴をメモしたりすることがあります。その際は「個性を複製」「メモを編集」を活用してください。
- 個性を追加
新しい指示を作成します。 - 設定
ドロップダウンメニューを開きます。「個性を複製」でこの個性のコピーを作成し、「メモを編集」で検証結果を記録してバージョンを区別できます。 - 適用を停止
このプロジェクトでこの個性を使うのをやめます。
入力項目
- 個性の名前
異なるバージョンの個性を見分けるための名前です。 - ロボットの自称
ロボットの名前を設定します。 - サービスの場所
ロボットが案内する場所を定義し、Chatbot の応答をその環境・ブランド・地域の特徴に絞り込みます。 - 対話の相手
特定の商品やサービスを探しているお客様など、対象とする利用者層を定義します。 - 個性の説明(必須)
親しみやすく、プロフェッショナル、あるいは遊び心のあるスタイルなど、お客様にどのような印象を残したいかを書きます。簡潔に話す、繰り返しを避ける、競合製品に触れない、質問に積極的にフォローするなど、応対のルールを決めることもできます。指示の書き方に迷ったら「ⓘ」をクリックすると指示の参考例が開き、挿入したい位置を選んで該当の文字列を貼り付けられます。 - 口癖
あいさつ、話題の切り替え、締めの問いかけなど、個性を感じさせる決まり文句を設定します。
個性の適用
- 保存して適用:この個性を現在のプロジェクトに適用します。
- 保存:新しい指示を保存するだけで、現在のプロジェクトに適用されている個性は変わりません。
- キャンセル:この個性を現在のプロジェクトに適用するのをやめます。
ナレッジベース
商品情報、社内規程、よくある質問、研究資料など大量の社内文書があり、想定される質問をすべて書き出すのは難しいものの、自然な言葉で速く正確に情報を探したい場合は、GenAI プロジェクトで既存の社内文書を使い、利用シーンに合った AI アシスタントを簡単にトレーニングできます。手順は次のとおりです。
- 文書のアップロード
ファイルをドラッグするか選択して、ナレッジとなる文書を登録します。現在対応している形式は PDF、TXT、DOCX、CSV、XLSX です。 - トレーニング
ファイルをアップロードしたら「トレーニング」をクリックします。システムがクラウド頭脳上で文書を分解し、ベクトルデータベースを作成します。 - トレーニング中の状態
ファイルごとにトレーニング状態が表示されます。✔ は完了、回転する円はトレーニング中を示します。文書の量によりますが、1〜5 分ほどで完了します。赤い ⓘ アイコンが表示された場合はトレーニングに失敗しています。ネットワークの状態を確認するか、タイトル横の「ⓘ」をクリックして、文書の形式がトレーニングの要件を満たしているか確認してください。 - ファイルの削除
ファイルを削除すると AI 頭脳内の関連データも一緒に削除する必要があるため、完全に削除するにはプロジェクト全体の関連データを再トレーニングします。 - Q&A プロジェクトとの関連付け
GenAI プロジェクトを、トレーニング済みの任意の Q&A プロジェクトに関連付けると、ロボットの応答をより豊かで多様にできます。 - カテゴリと有効期間のスケジュール
カテゴリでナレッジ文書を分類し、有効期間のスケジュールでカテゴリごとの有効・無効の時間を設定すると、情報を適切なタイミングで使えます。
💡 テーマの異なる文書は別々のファイルに分け、一貫したファイル名のルールを使うと、検索の効率が上がります。
👉 文書のトレーニングと削除には、NUWA GenAI のポイントを使用します。
ナレッジベースの仕組み
検索拡張生成(Retrieval-Augmented Generation、RAG)では、ベクトルデータベースで文書を整理し、LLM の意味理解にもとづいて情報を検索します。検索結果の正確さと関連性が高まり、最後に LLM の文章生成能力で応答を作成します。
結果の検証
プロジェクトをロボットに同期するほか、会話トレーニングキットの Web ページ上でテキストを使ってすばやくテストすることもできます。
- 対話ボックス
テストしたい内容を対話ボックスに直接入力します。 - 更新の通知
プロジェクトに新しい個性が適用されるたびに、対話の中にシステムからの通知が表示されます。 - 対話の編集
1 つのプロジェクトで複数の対話を開けるため、テストの目的ごとにデータを分けられます。 - ロボットの応答
文書にもとづく応答の文章のほか、プロジェクトが Q&A プロジェクトに関連付けられていて画像や動画を含む場合は、検証時にも対話ボックス内で再現して表示されます。
※あらかじめナレッジベースの検証範囲を決めておき、会話トレーニングキットの画面で想定質問を入力して、結果の正確さを確認することをおすすめします。
👉 検証用の対話には、NUWA GenAI のポイントを使用します。