よくある課題
点呼は早朝と深夜に集中し、運行管理者の勤務時間を大きく左右します。確認項目は決まっているのに、毎回の読み上げと記録の受け渡しに人手がかかります。
自動点呼と国土交通省の認定機器について
運送事業の点呼を点呼執行者の立ち会いなしで行う場合、国土交通省が定める要件を満たした認定機器である必要があります。認定を受けるのは点呼システムを提供する事業者です。NUWA ロボティクス JAPAN は、そのシステムの端末となるコミュニケーションロボット Kebbi の製造・供給を担っています。
2023 年時点で、Kebbi をロボット端末として採用した業務後自動点呼システムのうち、国土交通省の認定を公表しているものは次の 3 件です(各社の発表時点の情報です)。
- e点呼セルフTypeロボケビー— 点呼告示 266 号が定める業務後自動点呼機器として認定。2023 年 6 月 23 日販売開始。顔認証によるアルコールチェック、IC 免許証リーダー、サーマルカメラ、血圧計との連動に対応。
- 点呼+ロボット版 Kebbi— 国土交通省 乗務後自動点呼機器認定 JG23-005。パソコン不要で、アルコールチェッカーと免許証リーダーを Bluetooth 接続して構成。
- SAN点呼— 国土交通省認定の自動点呼システムとして 2023 年 9 月 1 日販売開始。生体認証は顔認証と手のひら静脈認証から選択でき、検温器・免許証リーダーにも対応。
いずれも、認定と点呼記録の責任は各システム提供事業者と運送事業者にあります。認定の有効性・対象範囲・申請手続きは、国土交通省および各社の最新情報をご確認ください。当社では、ロボット本体の仕様、複数営業所での運用、既存の点呼フローに合わせた対話設計についてのご相談をお受けしています。
Kebbi に任せられること
- 点呼の開始案内と、順番に沿った確認項目の提示
- アルコールチェック機など、点呼で使う周辺機器との連携
- 確認結果の受け渡し(記録先のシステムは現場の運用に合わせて設計します)
- 繰り返し聞かれる連絡事項の案内
導入の進め方
- 現在の点呼手順を書き出し、機体に任せる範囲と人が行う範囲を分けます。
- 確認項目と読み上げる順序を登録します。
- アルコールチェック機など、連携する周辺機器の型式と接続方法を確認します。
- 1 営業所で試験運用し、聞き取りにくい言葉と手順の詰まりを洗い出します。
責任の範囲
点呼の実施と可否の判断は、運行管理者が行います。機体は案内と提示、周辺機器との受け渡しを担当し、法令上の判断や記録義務の代替は行いません。