昨今、AIやロボティクス技術の急速な発展により、これらの技術が組み込まれたスマートスピーカーや掃除ロボットなどの商品・サービスが日常で利用されはじめている。

今後、AIやロボティクス技術が進化し、個人に最適化されていくことで、生活様式にも大きな影響を与えると考えられている中、KDDI株式会社は、特に音声対話AI技術が、スマートフォンなどのタッチデバイスに代わる新たな操作インターフェースとして、フィジカルとバーチャルをつなぐ利用者接点になることを想定し、2022年10月31日、音声対話AI技術を活用しスポーツ習慣化を目指す実証を開始することを発表した。

同実証では、参加企業のオフィスに同社の音声対話AI技術を搭載したコミュニケーションロボットを設置し、そのロボットと参加者が会話しながら運動に取り組むことで、毎日の運動が習慣化され、社員のスポーツ実施率の向上につながるか確認する。

なお同実証は、スポーツ庁「Sport in Life 推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)」の委託事業として採択されている。

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